「ガンは治りそうだが、美味しくない。美味しいけれど、あまり治らない。どちらも嫌だ。美味しく喜んで食べて、完璧に治したい!」
 再発ガンを治した著者が、こんな贅沢な願いを叶えようと一念発起。自らの命を賭けて、ガンの食事療法を研究しつくした、その成果のすべてを投入。さらに、マクロビオティックと最新の栄養学を融合させた料理研究家・川越牧子さんとの共同作業は、食事療法の歴史を塗り替えたとの高い評価を得ている。
この1冊とこの2巻で、玄米菜食のすべてが解決する<辞書のような>本。

 

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説明

 内容紹介は、詳細な目次にゆずり、ここでは<食事療法成功の法則>を、最も重要な三つに絞って述べたいと思います。セミナーを通して、数千人の患者さんにアドバイスを贈ってきた私が、つかみとった真理です。本書で<学ぶ態度>として活用してください。

 

1 信じて食べる
 世に、玄米菜食の本は、何百も出回っています。ほとんどが、千数百円の手軽に読める安価な本。当然、断片的な知識の寄せ集めに過ぎません。しかもそれぞれ主張が違うので、あれこれ手を出す人は、必ず、迷いが生じます。あれかこれか・・・何をやっても身が入らず、ついに、時間切れになるのです。
 玄米菜食を否定する医者などの本を読んで迷う人もいます。それなら、やめればいいのです。迷いからは、何も生まれませんから。
 どれか一つを選んで、それを信じ、賭け切るほどの強い気持ちがある人は、成功します。自分が選び取った本なのだから、これに賭ける。これはつまり、自分の眼を信じること、自分自身を信じることです。
 信じて食べる人が、治る人です。

 

2 ありがたく食べる
 「ガンになってしまったおかげで、玄米菜食なんかやる羽目になってしまった。辛い、寂しい、残念だ」。そんなに嘆くなら、即、やめればいいのです。やめる勇気もない、続ける勇気もない。それはただの甘え。治るはずがありません。
 食べるのなら、心から喜んで食べましょう。心の底からありがたさに感動しながら食べましょう。この本で、そうなるまで勉強しましょう。えっ? 本を読むのが苦手ですって?  お好きにどうぞ、あなたの命なのですから・・・。

ガンになるまで、私の大好物は、ビフテキ・トンカツ・ビーフシチュー。
そんな私が、ガンになって玄米菜食に出会い・・・二週間もしないうちに、ありがたさに涙が出るほどになりました。この一回一回の食事が、この一口この一噛みが、私をすっかり健康にしてくれる、私に幸せを届けてくれるのだと。
ありがたく食べる人が、治る人です。

 

3 美味しく食べる
 ガン患研のセミナー会場のあるホテルでは、受講生に、必ず『治る食事』の料理が出ます。コックさんにこの本で勉強をしてもらったのです。食事の時間になると、いくつもの歓声があがります。
「こんなに色々なものが食べられるなんて!」「盛り付けもキレイ!」
美味しいからこそ、続く。続いてこそ、身体が変わる。変わってこそ、ガンは治る。
 真・善・美。人生の喜びは、究極この三つに行きつくと、私は常々思っています。そして、このすべてを小さな口の中で実現してくれるもの。それこそ、玄米菜食なのです。
この本を出発点に、もっともっともっと、あなたならではの工夫をこらし、さらにさらに、美味しく食べてください。
 美味しく食べる人が、治る人です。

★NPO法人ガンの患者学研究所は、神奈川県から認証された非営利の団体です。一切の宗教、政治、商業主義とは関係ありません。
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